特殊電気治療器ES-5000について

今回は当院で導入している電気治療器についてご紹介したいと思います。今回、開業するにあたり何よりも先に物理療法機器を選ぶことから始めました。「患者様に少しでも良くなっていただくためによりよい機器を」「一度の施術でより治療効果の高いものを」そう考えていろいろな機械を見ていった結果いきついたのが、この立体動態波という特殊な電気治療が可能なES-5000という機器でした。施術者ひとりの、マンツーマンで個別にしっかりとケアをするという院の特性上、わたしの相棒探しのようなものでした。
立体動態波って?
立体動態波がどのようなものか簡単に説明すると、3対の電極が相互に干渉し立体的な電流の特殊なうねりを生み出すことで、生体の深部を広範囲に刺激できるというものです。これが従来の一般的な電気治療器とは全然違うんです。非常に高い鎮痛効果や可動域の改善、また深部まで治療できるため神経痛にも効果を発揮します。受けていただくとまずその感覚の違いに驚かされます。グイングインくるといいますか、電気で揉まれているような感覚といいますか(笑)かなり心地よいです。
自分であれやこれやと実験するのですが、治療後の痛みの軽減や可動域の改善は明らかに感じることができます。そして回復までにかかる期間が短縮されることも実感できました。電気療法機器っていろんな種類があります。整形外科や整骨院に行って「なんとなく受けている」「電気治療受けてるけどなんのためにやってるの?」とお感じの方はぜひ一度ご体験いただきたいです。
さらにさらに
このES-5000には立体動態波に加え「マイクロカレント」「EMS」「ハイボルテージ」など複数のモードがあり、症状や部位などに応じて多様なアプローチができます。これらも簡単に説明すると
「ハイボルテージ」は高電圧の電気刺激により、痛みを抑制するのに非常に効果的な治療
「マイクロカレント」は非常に弱い電流を流すことで炎症を抑え治癒を促進
「EMS」は電気刺激により筋力の向上や強化
といったものになります。同じ電気を使った治療ですが、目的や使い方が全く異なり、それぞれ違う効果を生み出します。これらを全てこなすES-5000ってめっちゃ優秀なヤツですよね(笑)治療する側としても様々なアプローチができるため治療の幅が大きく広がります。なんか機械のセールスみたいになっちゃいましたが、要は治療の手段がたくさんあるため、患者様によりよくなっていただくために様々なアプローチができますよって感じです。
当院では
このES-5000を使って患者様おひとりおひとりの症状や状態、経過にあわせて最適な治療を検討し、施術していきます。「痛みが強い時期はまず痛みを下げるためにこの治療」「痛みが下がってきたら回復力を高めていく」「インナーなど筋力低下が原因なら筋力強化を」「自律神経の乱れによる痛みの誘発が原因なら自律神経の調整を」など、患者様の状態を診させていただき、おひとりおひとりの症状や経過にあった治療をご提案いたします。
からだに関しての不安や悩みから日常生活や仕事などなんでもお話しください。体の痛みの場所はその部位ですが、痛みを起こした原因はそのお話しの中にこそ隠れています。
当院では全ての患者様にとってよりよい治療を受けていただくため、立体動態波をはじめハイボルテージなど各種の治療を基本施術の中に含めて施術をおこなっております。その方に応じて適した治療をしていきますが、ご希望や気になるところがあればおっしゃってください。柔軟に対応させていただきます。難しい場合はご相談させてください(笑)
料金表の「プラス施術」は、基本施術に合わせて気になるところがあればご希望によりお受けいたしますのでお申し付けください。(こちらから無理に勧めたりすることはございませんのでご安心ください)「からだケア」はES-5000の使って「自律神経調整」や「インナーのEMSトレーニング」を単体でも施術できますので、こちらもご希望の方はお申し付けください。このメニューのみでの通院もOKですので、お気軽にご来院ご相談くださいね。